« 2015年1月 | トップページ | 2015年3月 »

2015年2月

2015年2月24日 (火)

平成27年2~3月のピックアップ「静岡浅間神社遷座祭社参行列図」

静岡市文化財資料館は、静岡浅間神社の境内に立地しています。
静岡浅間神社社殿の大部分は
文化元年(1804)より約60年をかけて幕府直轄で造営されたもので、
江戸期に建てられた社殿26棟が国の重要文化財に指定されています。
これらの社殿を維持するため、4~50年ごとに大規模な修理がおこなわれてきました。

【静岡浅間神社平成の大修理】

前回の修理は、昭和49年から62年にかけて行われましたが、
年月の経過により社殿に傷みが生じてきました。
そのため、今年度より外部塗装の劣化や亀裂、剥落の目立つ柱や彫刻などの
修理工事が行われることとなりました。

平成27年2月より、外装の劣化が激しい大歳御祖神社本殿から
修理工事が始まっています。
大歳御祖神社の修理工事は約1年ほどを予定していますが、
その後、神部・浅間神社、少彦名神社、八千戈神社、麓山神社と順次修理が行われ、
終了予定は平成45年、約20年もの年月をかけた大修理工事となります。


【今月のピックアップ展示】


「静岡浅間神社遷座祭社参行列図」
菊池甲冠画/静岡浅間神社蔵

神社の造営修理に際して、御神体を移すことを「遷座(せんざ)」といいます。
人間同様、神様も自宅工事中は仮住まいへお引っ越しされることになります。
現在行われている大歳御祖神社本殿修理工事においても、
工事開始前の平成27年1月24日(土)に御神体を移す遷座祭が行われました。
修理工事後は、再び本殿に御神体が遷座されます。

Photo

昭和11年11月22・23日に行われた遷座祭社参行列の様子が描かれています。
昭和5年より行われた浅間神社の大修理が竣工したことを祝うもので、
前行・警固・真榊職掌・乙女・太夫・太刀持・侍素袴・侍裃・侍羽織袴・
警固・奉行・各町総代と続く盛大な行列の様子が描かれています。
絵の下部には、当時の静岡の名士や総代の方などそれぞれの役を担った人々の名が記されています。

Photo_2

Photo_3

実際の行列の様子を写した当時の記録写真も一緒に展示しています。

作者の菊池甲冠は、昭和初期の大修理に携わった絵師の一人です。
甲冠はこの修理に際し、静岡浅間神社七不思議のひとつである本殿彫刻「粟穂に鶉」の模写絵も描いています。

2015年2月15日 (日)

展示替休館のお知らせ

好評開催中の企画展「徳川家と静岡浅間神社」は本日2月15日(日)が最終日です。

企画展終了に伴う展示替作業のため、下記の期間は休館いたします。



(展示替休館) 平成27年2月16日(月)~2月20日(金)


なお、2月21日(土)より通常どおり開館(常設展示)します。

皆様にはご迷惑をおかけいたしますが御理解とご協力のほどよろしくお願いします。

Ieyasukouzou
「家康公鷹狩立像」堤達男作(静岡市蔵)

« 2015年1月 | トップページ | 2015年3月 »

2021年6月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

Twitter

  • Twitter

キッズアートプロジェクトしずおか参加中